恋愛小説家
ジャック・ニコルソン

定価: ¥ 2,000
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ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントが、年輪を重ねた者同士の「人生の綾」を体現し、ゴールデングローブ並びにアカデミー賞の主演男優賞と主演女優賞をあわせて獲得したヒューマンコメディだ。
ニコルソン演じるのは、恋愛小説で名を馳せた作家、だが素顔は病的なまでに潔癖症で、自己中心的な偏屈男だ。この憎まれ役が、ぜん息もちの息子と暮らすシングルマザー、ハント扮するなじみのウエイトレスとの恋を通じて、人間性を回復してゆく。隣りに住むゲイの画家(グレッグ・キニア)と愛犬との交流も重要で、3人(+1匹)のセッションが豊かなハーモニーを作りだしている。
当時60歳のニコルソンから男の色気とナイーブさを引きだしたのは、『愛と追憶の日々』で彼にオスカー助演男優賞(自らに監督賞)をもたらした名匠、ジェイムズ・L.ブルックスだ。(轟夕起夫)
不器用な小説家の恋潔癖症でひねくれた小説家と純真なヒロインの恋愛を中心に、人間の恋愛に対する不器用さと、それをブレイクスルーした時の小さな感動を感じられる、シンプルながらも楽しめる一本。
何故主人公が極度の潔癖症で、親切なのにグラウチなのかの背景を知りたくもなったが、こういった落ち着いたストーリーの映画は、複雑に考えずに物語を受け入れる方が面白く観れるのだと思った。
4回も見たので、、アカデミー賞とゴールデングローブ賞のダブルクラウンは納得が行きます。このロマンティックコメデ
ィは、脚本が上手いのと、ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハントの演技力が素晴らしい(犬のVEDELの
演技も大したもの。監督は大変だったと言っているが)。ジャック・ニコルソンはこういう癖のある男を
演じさせたら本当にウマウマです。台詞も小説家らしくかなり文語的な表現を使っており、しゃれた英語
表現が多いのも粋です。アパートの隣人で犬の飼い主であるグレッグ・ギニアも負けてない。
ストーリーは一人ぽっちの偏屈な小説家の愛の物語で、ストーリーの初めでは、ギニアに”あなたは誰も愛せない人だ”と言われるのだが、やむを得ず彼の犬を預かることになって、まずは犬を愛する自分を発見し、犬を彼に返すときには喪失感に苦しむ。次にウェイトレスのヘレン・ハントに素直に好きと言えずに、(たとえば、ハントの「はっきり好きと言って」と言わんばかりの詰問に”私はあなたに嫌われないようにしたい男だ”としか言えない男になってしまう。犬それから女性と一人ぼっちから脱出して段々人を好きになる、まるで少年の恋のようなほろ苦い感じを実に好感あふれるように描いていてほのぼのうれしくなる映画です。以上、今日まで4回見たところでの感想です。
犬もかわいい
微妙な心理のゆれを逐一丁寧に描いた非常に密度の高い映画です。脚本が素晴らしい。
ナンシー・マイヤーズの「恋愛適齢期」と「ハート・オブ・ウーマン」というつまらない映画にそれぞれ別に出演したジャック・ニコルソンとヘレン・ハントの二人ですが、この映画の中ではぴたりと決まってて、二人とも賞をもらったのが納得できます。
「ダーマ&グレッグ」でグレッグのしょうもない秘書マリーンを演じてた、ヤードリー・スミスが脇役で出てます。
